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山林火災を起こさないために

3~5月は一年で最も山林火災が起きやすい時期です。森や草地の近くでは火を使わないようにしましょう!

2015年3月31日 更新


山火事防止・私たちのすべきこと

日本ではほとんどの山林火災(山火事)が人為的(焚き火、ごみの焼却、たばこ、火入れなど)に起こされています。山火事の加害者にならないための心得をまとめましたので、参考にして下さい。


《出典》林野庁「山火事予防」

Debris Burning(米政府系山火事防止サイト『Smokeybear.com』内)

条例や規制を確認する

場所により、火の使用が規制されています。また、草地の火入れをするときは必ず消防署や自治体に許可を受けてからにします。

キャンプ場や河原などで管理者によって焚き火禁止、たき火方法の指定などのルールが定められていたら、必ずそれに従います。これは火災の危険だけでなく、焚き火による環境へのダメージを抑えるためにも重要なことです。

 

天気予報を確認する

空気が乾燥している時期、強い風が吹く可能性があるときは火を使わないようにします。


適切な場所を選ぶ

焚き火は頭上に送電線や張り出した枝がなく、周囲に建物、エンジン付きの機械、燃料などがない場所で行います。炎からの放射熱はかなり遠くまで届くので、可燃物との距離をできるだけたくさん確保します(少なくとも、頭上はたき火の高さの3倍、周囲は2倍)。

 

周辺の可燃物を始末する

少なくとも周囲5mにわたって、地表は有機物を含まない土や砂利の地面であることとし、焚き火の間中水をまいておきます。

 

火花を飛ばさない

チェーンソーやそのほかの農業機械から飛ぶ火花によって山火事が起こることもあります。機械はよく整備し、火花が飛ばないようにします。

 

焚き火から目を離さない

完全に消火するまで目を離してはいけません。焚き火を消すときは大量の水をかけ、土を掘り返してよく混ぜ、更に水をかけます(これを数回繰り返す)。

地面の中でくすぶり続けた火が突然燃え広がることもあるので、たき火をした場所はその後数日(高温や乾燥の時期は数週間)は見回るようにします。


その他、たばこの灰や吸い殻を落とさない、燃料など可燃性物質を放置しない、タイヤなど禁じられたものを燃やさないといった事も重要です。

山火事の原因

日本における山火事の主な原因は焚き火・火入れの延焼や放火などの人為的なものです。落雷や噴火によって発生することもありますが、ごくまれです(アメリカではおよそ10%が落雷や噴火によって発生/出典)。

山火事の防止は私たちの行動にかかっているのです。


林野火災に関するデータ(平成26年版「消防白書」より)

火は予測もコントロールも難しい

特に屋外においては、火の動きを予測したりコントロールすることは困難です。突風で煽られた炎が延焼したり、地面の下や木の内部でくすぶっていた火が突然燃え上がることもあります。

屋外で火を使うときは火を大きくし過ぎないこと、目を離さないこと、完全に消すことを心がけましょう。