森づくり安全スポット情報

落雷から身を守る

雷鳴が聞こえたら即!屋内か車内に避難を!

2015.8.11 更新


雷から身を守るには「早めの避難」が一番です」

 落雷による感電死亡災害が毎年繰り返されています。

 落雷から身を守るには、落雷の恐れがあるときに外で活動しない事、雷雲の接近をいち早く知って避難することが一番です。都市伝説・迷信を捨て、正しい知識と観測情報に基づいて行動し、いのちを守りましょう。

雷の被害とは?

 雷は巨大な電圧と電流量を持つ放電現象です。雷の電圧は最大で10億Vに達することもあります。

 雷が人間に直接落ちたり(直撃雷)、木に落ちた雷が近くにいる人間に飛び移る(側撃雷)と最悪の場合感電死してしまいます。


 この他にも、電線などに落ちた雷の電流が電子機器に流れ込んで機械を壊す被害も発生します。

雷から身を守るには?

活動前の対策

 雷被害を防ぐには、雷の恐れがあるとき外出しないことが一番です。技術的な限界から、雷雲が発生する時間と場所をピンポイントで予想することはできませんが、以下のような方法で大まかに「雷雲が発生する可能性がある」という情報を入手できます。このようなときは活動を中止するか、実施する場合は全員を即座に収容できる避難場所(自動車か頑丈な建物)を確保しましょう。

●雷注意報が発表される

●天気予報で「大気の状態が不安定になる」「雷の恐れがある」などと言う

活動中の対策

 雷雲が接近して来ないか注意しましょう。出来るだけ早く雷雲の接近を知り、行動を起こすことが重要です。雷雲が接近したことを知るサインには以下のようなものがあります。

●雷発生状況を見る(Yahoo!雷など)

●気象庁の雷ナウキャストを見る

実際に観測された雷や、レーダーからの予測を地図上で見ることができるので雷の発生状況を確実にとらえることができます。インターネットに接続できれば携帯電話からでも見ることができます。

●雷警報機が作動する

落雷に伴って放出される電磁波をキャッチして、落雷のおおよその距離を表示する雷警報器が販売されています。

レーダー、ナウキャストの情報を補完して、避難の判断に役立ちます。

●急に暗くなる・気温が下がる・冷たい風が吹く【ただちに避難を!】

至近距離(真上)で雷雲が発生しつつあるかもしれません。直ちに避難してください。

雷雲の接近に気づいたときの対策

 雷雲の接近に気づいたら、落ち着いて、速やかに避難します。

 雷鳴が聞こえたら「すでに逃げ遅れ」と認識し、一刻を争って避難しましょう。

 

 安全な避難場所は以下のようなところです。これらの場所では雷が落ちても外側を流れるため、人間にあたることはありません。

 

●自動車の中(ドア・窓を閉める。金属部には触れない)

●コンクリート・本格木造の建物の中(壁・電気機器・配線から1m以上離れる)

▲テント・あずまや・仮小屋などは避難場所としては不適当です。

▲軒下は危険です。必ず建物の内部に入りましょう。

 一度でも雷鳴が聞こえたら、雷雲はすぐ近くに迫っています!雷鳴の可聴範囲はおよそ10㎞と言われていますが、雷雲はそれよりも大きく発達することがあります。稲妻と雷鳴の時間差を計って「何キロ離れているから大丈夫」というような判断にはまったく意味はありません。雷鳴が聞こえない、稲妻も見えない場所にいきなり落雷することもあります。


 どうしても避難場所がない場合、最後の手段としてできるだけ低い場所に入り、両足を揃えてしゃがみ耳を塞ぐ防御姿勢をとってやり過ごします。しかしこれはあくまで最後の手段(少しでも生存可能性を上げるための手段)と考え、建物や自動車への避難を優先しましょう。

 「木の下は安全」は間違い、大変危険です!いったん木に落ちた雷が近くにいた人にさらに当たる「側撃」がによって多くの方が命を落としています。木からは離れることが基本です

雷が通り過ぎたら

 雷雲が遠く離れるか、消滅するまでは落雷の危険が残っています。雷鳴が聞こえている間はもちろん、聞こえなくなってから30分間は避難場所に留まりましょう。インターネットが利用できれば、レーダーやナウキャストで雨雲や雷活動範囲から外れたかどうか確認しましょう(電源やLANケーブルがつながったコンピューターは感電のおそれがあります。ケーブルがつながっていないノートパソコンや携帯電話を使いましょう)

 もし近くの立木や電柱に落雷していた場合、木が裂ける、折れる、電線が切れる、火災が発生するなどの被害が起きている可能性があります。火災や電線切断を見つけたらその場から避難し、速やかに消防や電力会社に通報しましょう。

"When Thunder Roars, Go Indoors!"(雷鳴が轟いたら、屋内に入れ!)

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の市民向け雷防災スローガンです。

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