森づくり安全スポット情報

狩猟事故を避けるために

2014年9月16日 更新


狩猟事故が相次いでいます。


狩猟事故には、猟銃で誤って撃たれるケースと仕掛けてあった罠に誤ってかかってしまうケースがあります。このうち、猟銃による誤射事故は被害者が死亡することもあり、大変危険です。


《参考情報》

環境省「狩猟制度の概要」

大日本猟友会「猟銃の誤射による事故について」

弁護士ドットコム「イノシシ捕獲用の『わな』で子どもがケガ『責任』はだれにあるのか?」 

狩猟事故は猟期に限らず起こります

狩猟ができる時期は冬に限られていますが、有害鳥獣駆除のための狩猟は特別に通年行えることになっています。このため、狩猟事故は季節を選ばず発生する恐れがあるのです。

主な原因は「獲物を確認しないままの発砲」

誤射事故は、ほとんどの場合「人間を獲物と誤認して発砲したこと」が原因となっています。対象物がよく見えないうちにとりあえず撃ってしまったが、実は人間だった、ということです。


銃を持つ者のルールとして、獲物が動物であることをはっきり確認してからでないと発砲してはならないことは基本中の基本と考えられています。このような事故が跡を絶たない背景には、猟銃所持者の高齢化があるとも言われています。

入山者がとっておきたい自衛策

オレンジのベストとキャップを着けたハンターと猟犬
蛍光オレンジは森のなかでよく目立ちます

このような悲惨な事故を防ぐには、まず狩猟者がむやみな発砲をしないことが第一です。それと同時に、入山する人が周囲に「人間だ」ということをアピールすることも重要です。


山の中で人の存在を視覚的にアピールするには、蛍光色の服装をするのが確実です。オレンジ・黄色・ピンクなどはよく目立つので、「あそこに人がいるな」とわかります。


実際に、アメリカやカナダの多くの州では狩猟者に対して一定面積以上のオレンジを着用することを義務付けており、日本の猟友会でもオレンジのベストとキャップを着用することを会員に対して求めています。

IHEA(International Hunter Education Association)のページ

大日本猟友会「狩猟の基本スタイル」


目立つ服装を着用することは、仲間の位置をお互いに確認したり、事故が起きたときに早く発見されることにも役立ちます。


その他にも、「森林作業中」などの看板をおいておく、クマ鈴などの音を出すなど自分の存在を周囲に知らせる方法はいくつかあります。

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写真はFlickrより

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